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【3】高野山の墓地に寄せられる質問

 

  【3】ー1 Q、継承者が途絶えた場合、お墓はどうなりますか? 

    

A、總寺院6号聖地に関しては、永久管理費が費用に含まれていますので、継承者がいなくなっても 未来永劫にわたり、供養の全てをお寺に任せることができます。 

この度のパッケージプランには、永代供養も含まれていますので、建てたお墓に埋葬された方は 継承者がいなくなったとしても永久に供養され、建てたお墓も未来永劫に、世界遺産高野山に残されます。 

そこが、通常のお墓と世界遺産に代々を刻むという部分の違いです。 

 

 

  【3】ー2 Q、永代使用とはどういう意味ですか? 

    

A、お墓というものは、墓地、埋葬等に関する法律があり、墓地に定められている土地にしかお墓は建てられません。その墓地は、第3者間で売買することはできません。 

墓地所有者(各市町村・宗教法人)から一時賃借という形です。 

 

ですから一般の霊園や寺墓地に関しては、当然管理費が滞った時点で、継承者がいない無縁仏とみなされ、そこからその霊園やお寺が定める一定期間を過ぎると(普通は3~5年後)、合葬(合祀墓に移される)という形になります。 

また、転居などの理由によりお墓も移転する(改葬)の場合には、移すお墓の墓地所有者に対し、埋葬許可書(市町村で発行)などの書類を提出し、現在のお墓の撤去(産業廃棄物業者)をし、借地している墓地をもとの状態(更地)にして、返還する必要があります。 

その場合、支払ったお金が戻ることはなく、撤去費用も自分持ちです。 

自分が使わなくなったからと言って、転売や又貸しをすることは、墓地、埋葬等に関する法律で禁止されています。 

次世代の継承者に、名義変更は可能です。 

 

 

  【3】ー3 Q、骨壺は必要ですか? 

    

A、納骨する場合は、全骨、分骨どちらにしても、骨壷で納めることも可能ですし、さらしに包んで納骨することも可能ですので、骨壷は必ず必要というわけではありません。 

歯や髪の毛を埋葬することも可能です。 

企業墓の場合は、物故者が多数納骨されることも考えられますので、カロートを2段にして作ってあります。分骨で100体ほど納骨可能です。 

 

 

  【3】ー4 Q、檀家にならなければいけないですか? 

    

A、永代使用なので、墓檀家という扱いになります。 

とは言っても、特別なことをしなければならないというわけではなく、お寺の台帳に 

名前を載せるという意味です。

 

 

  【3】ー5 Q、宗派が真言宗ではなくても、大丈夫ですか? 

    

A、キリスト教であれ、神道であれ大丈夫です。 

高野山は「皆平等」のもと運営されていますので、どの宗旨宗派も受け入れます。 

改宗の必要もありません。 

ただし、反社会的な信仰宗教についてはお断りしています。 

詳しくは、住職面談時にお尋ねください。 

 

 

 

  【3】ー6 Q、お布施は払うべきですか? 

    

A、法要など行ってもらった場合は、必要です。 

通常と変わりませんので、お心付のお気持ちで。 

開眼法要、初回の納骨法要は費用に含まれていますし、護寺費も含まれていますので、購入時にはお布施は不要です。

 

 

 

  【3】ー7 Q、高野山は、一年中行けますか? 

    

A、 和歌山県は冬、雪が降ります。お車の場合はスタッドレスタイヤを履いてれば大丈夫でしょう。冬の高野山も情緒豊かで素敵です。 

お参りされることを考えると、気候の良い時期をお薦め致します。 

 

 

  【3】ー8 Q、外国国籍ですが、購入可能ですか? 

    

A、高野山には、日本人以上に海外の観光客の方も大勢みえています。 

勿論、總寺院住職は皆平等の考えですから、外国人のお墓も大歓迎です。 

高野山には実際、外人のお墓も建っています。 

 

 

  【3】ー9 Q、管理してくれるお寺の住職は、どんな方ですか? 

    

A、現住職を務めるのは、高野山大学でも教鞭をとる宮田永明(みやたえいみょう)師です。 

昭和24年に總持院に生まれ、高野山小学校、中学校、高校、大学を卒業した、 

高野山生まれ・高野山育ちのご住職様です。 

總持院で修行をはじめ、小豆島のお寺でも修行を重ねたのち、平成6年に總持院に戻ってきました。 

「(開創1200年の)次の1250年、1300年に、お大師様の教えを次の世代に伝えるために、どんなことができるか?」と常に考え、今まで自分が受け継いできた日本の文化を、次の世代に引き継いでいくことの大切さを考えておられます。

一方では、院内の建物の檜皮葺の屋根を高野山内では初めて「チタン」に変えるなど、新しいものを受け入れる柔軟性も併せもっています。 

奥之院奥の院と同じように、どんな人でも特別扱いしない「みな平等」の姿勢で接することから、厳粛さを感じさせながらも、弘法大師・空海から脈々と伝えられた真言密教の教えに忠実な、信頼できるお人柄です。

 

 

  【3】ー10 Q、お寺と、密につながることはできますか? 

    

A、宮田住職は、開かれたお寺を目指しておられます。 

つながりは大歓迎です。ですが、連絡なしに訪問されても、住職は毎日お寺にいるわけではないので会えるとは限りません。良識をもってお付き合いください。

 

 

  【3】ー11 Q、お墓の掃除など、管理を代行してもらえますか? 

    

A、お客様のご希望により、別途料金にて清掃会社へ依頼することも可能です。 

お寺では、広大な高野山の敷地ですので、1件1件のお世話をすることまでは、 手が届きません。基本は個々の管理でお願い致します。

 

 

  【3】ー12 Q、会社の経費で購入したいのですが、可能ですか? 

    

A、 各企業の業態により、経費の考え方が違いますので、専門の税理士さんにご相談ください。

福利厚生費や、広告宣伝費など良い策があるかもしれません。 

当社は、税務の資格を持っていませんので、お答えすることができません。 

生前購入の場合は、相続税免除の対象になります。

 

 

  【3】ー13 Q、高野山には公募している大きな霊園がありますが、それとは違うのですか?

           金額も桁違いですが、どうなのでしょうか? 

    

A、近くに中之橋霊園、高野山大霊園の2箇所が隣接に御座います。 

ここは、民間霊園ですので誰でも決められた金額を支払えば購入できます。 

ただし、隣接はしていますし表参道からも中之橋霊園への道はつながっていて行けますから、勘違いされる方も多いのですが、この2つは世界遺産認定地区ではありません。 

世界遺産高野山總持院6号聖地との大きな違いは、永代使用と言っても永久保存ではありません。 

管理費が滞った時点で、使用権はなくなります。 

世界遺産高野山總持院6号聖地に関しては、永久にお墓の撤去がありません。 

1度建てたら、簡単には手を入れないのが世界遺産なのです。

 

 

  【3】ー14 Q、せっかくだから、他にも建っているような大きな企業墓が欲しいし、

           特殊な形で目立つ供養塔にしたいけど良いですか? 

    

A、大きい墓地の案内も可能です。 

ただし、高野山墓地規定により、高さは2mまでという制限が設けられています。 

形に関しても同様「自然の中にお墓がある」という、建設にあたっては近隣調和と世界遺産の情緒を壊さないという条件があります。 

各省庁に許可申請、立会の元基礎工事、認定後に始めて建設ができる流れです。 

勝手に木を切ったり、除草剤を撒いたり、そこにある枝を持ち帰ったりは罰せられます。 

木を植えたり、花を植えたりも勝手にはできません。 

自己判断が許されない地域ということを、ご了承ください。

 

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